浦島太郎伝説について

竜宮神社と乙姫橋 ~浦島太郎伝説の地を巡る~

「浦島太郎」

浦島太郎が、亀を助けたお礼に竜宮城へ連れて行かれ、煌びやかな時間を過ごしたのち、浜へ帰ってきて、乙姫からもらった開けては行けない箱を開けてしまったらたちまちお爺さんになってしまった…というお話。

浦島太郎伝説のある町、武豊町の、伝説の地をめぐります。今回は、「乙姫橋」と「竜宮神社」に行ってきました。

竜宮神社 

竜宮神社は、竜宮城から帰ってきた浦島太郎が、竜宮城でのことを偲んで建立したと伝えられています。
昭和34年の伊勢湾台風で海水浴場が閉鎖されるまで、毎年旧暦7月16日には、浦島音頭による竜宮踊りが奉納されていました。

同じ敷地に、公園もあります。

乙姫橋

浦島太郎を出迎えたといわれる橋です。
竜宮神社から北に向かうと近くに乙姫橋があります。

橋は竜宮城をイメージしたデザインになっていました。
竜宮神社から向かう時に、この赤い色が目立っていました。

橋は、修繕予定らしく、同時に3人以上の通行はしないように注意看板がありました。子どもと2人でしたが、きっと落ちたりしないとわかっていてもドキドキしちゃいますね。

橋の途中には、栄えていたころの様子が飾られていました。
伊勢湾台風で閉鎖してしまった海水浴場。荒れ果てた海岸は、工業地帯へと変わっていきました。
今は、ヨットハーバーや火力発電所となっています。

今の様子からは想像できませんが、伊勢湾台風前はにぎやかだったことが写真から感じられます。この辺りの一帯が、富貴(竜宮)海水浴場で、毎年「竜宮まつり」が盛大に行われていました。

竜宮神社の基本情報

住所 愛知県知多郡武豊町冨貴南側46-4
建立 825年(天長二年)
祭神 大綿津見神 オオワタツツミノカミ
その他 地図を拡大すると竜宮神社北側に乙姫橋の表示がでてきます